シックハウス症候群は「新築の家、リフォーム後など特定の居住環境に移動してきて住まいの化学物質が原因で体の不調が引き起こされる病気」です。
シックハウス症候群と化学物質過敏症は別のものではありません。
化学物質過敏症の大部分はシックハウス症候群が原因で発症しています。
患者さんは30〜50代の女性が多く、ちょうど更年期に重なることが診断を難しくさせます。
更年期障害、自律神経失調症などと診断され、いろんな症状ごとに各科を転々としている患者さんが多いです。
当クリニックの患者さんは平均年齢36.2歳で女性が72.2%です。
北里大学、ダラス環境医学センターも同じような傾向を示し、平均年齢は30歳台後半〜40歳台前半で、男女別ではやはり4人中3人は女性です。