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当クリニックの治療方針は、患者さん自らが積極的に治療に取り組む意欲を高めてもらうことを目指しています。
アプローチの方法としては、まず、環境医学に基づいて患者さんの体質とあわない生活環境、職場環境の問題を見付け出し環境整備を指導します。
次に、アレルギーの面から、食物アレルギー(フードアレルギー)・吸入アレルギー・接触アレルギーなどを即時型アレルギー・遅延型アレルギーを中心にさまざまな角度から分析します。
現在当クリニックには、アトピー性皮膚炎・じん麻疹・花粉症・食物アレルギー(フードアレルギー)などのアレルギー疾患、シックハウス症候群・化学物質過敏症(CS)・電磁波過敏症(ES)・発達障害の患者が多くみえられています。
疾患ごと、患者さんごとに出ている症状はさまざまですが、原因となっているものは意外と共通しています。
したがってアプローチ・治療も驚くほど似ています。原因を探し当て一つひとつ根気よく解決していきます。
患者さんの治療で最も大切なのは、患者さんから見て、まず言うことを否定せず聞いてもらえること、そして受け入れてもらえること・気軽に質問ができること・何でも相談できること・納得できるまで説明してもらうこと・治す気力が出ること・治るかもしれないと希望が持てること・治療の選択肢があること・自分で納得できる治療を選択できること・医師が治癒症例をたくさん経験していることだと考えています。
笑いも治癒力アップにとって重要です。治療の時は必ず1回は笑わせるように心がけています。
最後に、最も大切にしていることは、患者さんの精神的なサポートです。
決してあきらめず、常に最善の治療法を提供できるように務めています。できるだけ患者さんの不安を取り除けるようにわかりやすく説明するようにしています。患者さんに寄り添うかかりつけ医になれればと考えています。
患者さん同士の交流をはかるための勉強会も定期的に開いています。
勉強会で同病の患者さんとの交流で元気になる人もたくさんいます。
特に治療法の確立していない、あるいは難治性疾患の場合には、検査しても異常がない・気のせいだ・治らない・治療法がない・周囲の理解が得られないなど患者は孤立しがちです。
クリニックが、困っている人の憩いの場になればと思っています。何でも相談できる安心感がその人の治す意欲を増し、治るスイッチが入る、そんなクリニックを目指しています。
吹角 隆之
院長プロフィール
昭和33年大阪府生まれ。
三国丘高校卒業。
信州大学医学部卒業。
大阪大学大学院博士課程修了。
大阪大学皮膚科入局。
平成2~14年 大阪府立羽曳野病院にてアトピー性皮膚炎を中心としたアレルギー性皮膚疾患、食物アレルギー(フードアレルギー)、化学物質過敏症に取り組む。
平成15年9月 大阪市中央区に、ふくずみアレルギー科を開設。